院長挨拶
この度ここ北区紫竹上竹殿町の地に診療所を開設させていただきました
閑 啓太郎(かん けいたろう)と申します。よろしくお願いします。
私は昭和59年京都府立医科大学を卒業しました。
第二外科学教室入局、附属病院勤務、その後健康保険鞍馬口病院(現 鞍馬口医療センター)、京都地域医療研究所学際附属病院、京都府立与謝の海病院、京都第一赤十字病院、滋賀湖北総合病院、愛生会山科病院と勤務してまいりました。
外科医として33年間、手術を中心にすごしてきた生活でした。私は消化器疾患の手術が専門でしたが、ここ10年間は消化器疾患の手術のみならず、肺癌や気胸などの呼吸器疾患、動脈瘤や静脈瘤といった血管疾患、乳癌に代表される乳腺疾患などの手術にも携わってきました。開心術以外はなんでもこなしてきたなという感じです。
また、手術をうけていただく患者さんは高齢化しており、それらの人々はいろいろな術前合併症を持っておられます。術前合併症の存在を知り周術期においてその管理をしっかりとすることが原疾患に対する手術成功の鍵となります。術前合併症として多い虚血性疾患、高血圧症、COPD、気管支喘息、糖尿病、甲状腺疾患など内科的な疾患の診療、治療も学んできました。
また救急、総合臨床医として打撲、骨折などの初期治療、鼻出血の処置、尿閉など幅広い疾患への対応なども学んできました。
ここ数年はICD(Infection Control doctor)、抗菌化学療法認定医として病院全体の感染症対策、寝たきりの患者さんの褥瘡発生予防やその治療にも取り組んできました。
外科医としては癌患者さんに携わることが多いのですが、手術による治療だけでなくその後の経過観察、再発したときの治療そして治療の選択がなくなり緩和に入っていく過程を数多く経験しました。緩和の段階となった患者さんに対して昨今“在宅での看取り”が言われるようになってきましたが、私も看取りとまではいきませんが、個人的に末期の患者さん宅に訪問する機会をできるだけ持つようにしておりました。自分のよく知った患者さんが亡くなっていくのはつらいことではありますが、実際に自宅に赴き余命わずかの人と昔の思い出などで最期の語らいをするそして別れ際に“先生ありがとう”と言ってもらえると訪問したかいがあったなと思います。訪問診療の重要性を改めて感じた次第です。
いままでの医師人生はひたすら走ってきたような気がします。緩和の段階の患者さんと接する機会が多くなるにつれここらでもう少しゆっくりともう少しのんびりと患者さんとのふれあいを大切にしていく医療もいいなあと思うようになりました。
お気づきのようにクリニックの名称にずばり私の名を入れさせてもらいました。また似顔絵もロゴマークとして使用させてもらっております。この似顔絵に関しては若すぎるという批判もありましたが、私の一番の願いである“親しみやすさ”を感じさせるものとして気に入っております。地域の皆様方に身近にありふれあいを大切にそして親しみのあるクリニックにしていきたいと思っております。どうぞ様々な病気の相談にお越しください。
閑 啓太郎クリニック院長 閑 啓太郎
院長プロフィール
出身地
大阪府
生年月日
1958年1月3日
主な資格
医学博士
主な経歴
1984年 | 京都府立医科大学卒業 京都府立医科大学研修医 |
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1986年 | 健康保険鞍馬口病院(現 鞍馬口医療センター) 外科 |
1988年 | 京都府立医科大学修練医 |
1990年 | 京都地域医療研究所学際附属病院 外科 |
1991年 | 京都府立医科大学第二外科研究生 |
1993年 | 京都府立与謝の海病院 外科 京都府立医科大学第二外科助手兼務 |
1995年 | 京都府立与謝の海病院 外科副医長 京都府立医科大学第二外科助手兼務 |
1998年 | 京都第一赤十字病院 外科医長 |
2002年 | 湖北総合病院 外科部長 |
2004年 | 愛生会山科病院 外科部長 |
2007年 | 愛生会山科病院 副院長 |
2014年 | 愛生会山科病院 理事 |
2016年 | 閑 啓太郎クリニック 開業 現在に至る |
所属学会・
認定医など
- 日本臨床外科学会 評議員
- 近畿外科学会 評議員
- 日本外科学会 認定医
- 日本外科学会 専門医
- 日本外科学会 指導医
- 日本消化器外科学会 認定医
- 日本消化器外科学会 専門医
- 日本消化器外科学会 指導医
- 日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
- 日本ハイパーサーミア学会 認定医
- 日本がん治療認定医機構 暫定教育医
- 日本がん治療認定医機構 認定医
- 日本感染症学会 ICD
- 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医
研修・
講習会実績
平成21年 | 京都府立医科大学付属病院指導医講習会 |
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平成25年 | がんのリハビリテーション研修会 京都府緩和ケア研修会 |
著書
HALS ー用手補助腹腔鏡下手術の実際ー
平成26年 南江堂
CLINIC INFO
診療時間
水曜午後、土曜午後、日曜、祝日
京都市北区 外科・内科・消化器内科
閑 啓太郎クリニック
〒603-8411
京都市北区紫竹上竹殿町44 新生ビルテナントA
交通アクセス
- 京都市営バス:「下竹殿町」バス停より、徒歩約2分
- 京都市営バス:「下岸町」バス停より、徒歩約8分
駐車台数 2台
※近隣にコインパーキングあり